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―…
「えー…じゃあ、転校生を紹介する」
竜「(…紀田君、ご愁傷さま)」
―他クラス―
紀「なんでだぁぁぁああ~!!」
―…
釉「佐久間釉です!原宿から来ました。勉強は出来ないけど運動だけは得意です!よろしくー!」
パチパチパチ…
竜「(紀田君の聞いた"噂"…ドンピシャだな)」
栗色のちょっと長めの髪を1つにまとめた、黄色の目の元気そうな、
"原宿"から来た"女の子"…
釉「…あのー」
竜「えっ…は、はははいっ!?」
釉「隣よろしくねー♪」
竜「あぁ…よろしく。僕は竜ヶ峰帝人」
釉「よろしくー!(…聞いたことのある名前だな…)」
―…
竜「ふぅー…今日はどこに寄ろうかな?」
紀田君はナンパがどうとかで、すぐ帰っちゃったらしいし…
釉「あれっ?帝人くん?」
竜「わぁ!?佐久間さん!」
釉「たかっくるしいなー…ゆぅとかでいいよ」
竜「じゃあ…ゆぅ、ちゃん?」
釉「うんうん。それでよし!…ところで、帝人くんどっか行くの?」
竜「あ…うん。これといったあてはないけど、ブラブラと…」
釉「じゃあさー迷惑じゃなかったら案内してくんない?池袋、迷路みたいでさー…」
竜「僕でよければ…」
釉「よしっ決まり!」
こうして僕とゆぅちゃんの池袋散策が始まった。
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