3.『 転校生 』

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―… 「えー…じゃあ、転校生を紹介する」 竜「(…紀田君、ご愁傷さま)」 ―他クラス― 紀「なんでだぁぁぁああ~!!」 ―… 釉「佐久間釉です!原宿から来ました。勉強は出来ないけど運動だけは得意です!よろしくー!」 パチパチパチ… 竜「(紀田君の聞いた"噂"…ドンピシャだな)」 栗色のちょっと長めの髪を1つにまとめた、黄色の目の元気そうな、 "原宿"から来た"女の子"… 釉「…あのー」 竜「えっ…は、はははいっ!?」 釉「隣よろしくねー♪」 竜「あぁ…よろしく。僕は竜ヶ峰帝人」 釉「よろしくー!(…聞いたことのある名前だな…)」 ―… 竜「ふぅー…今日はどこに寄ろうかな?」 紀田君はナンパがどうとかで、すぐ帰っちゃったらしいし… 釉「あれっ?帝人くん?」 竜「わぁ!?佐久間さん!」 釉「たかっくるしいなー…ゆぅとかでいいよ」 竜「じゃあ…ゆぅ、ちゃん?」 釉「うんうん。それでよし!…ところで、帝人くんどっか行くの?」 竜「あ…うん。これといったあてはないけど、ブラブラと…」 釉「じゃあさー迷惑じゃなかったら案内してくんない?池袋、迷路みたいでさー…」 竜「僕でよければ…」 釉「よしっ決まり!」 こうして僕とゆぅちゃんの池袋散策が始まった。 .
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