出会い

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着替えて、母に行ってきますと言おうと思い台所を覗いたけどいなかった来るのを少し待とうかと思い、椅子に座りテーブルを見たらお弁当と手紙があった。「ミズナへ。お母さん達はちょっとハルナちゃんところに行ってきますね。朝から森に行くって言っていたからお弁当作りました。森のみんなと食べれる様に考えて作ってます。行ってらっしゃい。」 心に優しさが染み込んできた。 ありがとうお母さん。 行ってきます。心の中でそう言って家を出た。 朝は明るくって人がたくさんいる。 おばちゃん達「おはよう。ミズナちゃん」私「おはようございます」 そんな会話を通りのおばちゃん達とし森へと急いでいたら「ミズナ久しぶり、何してるの」急にハツネに声をかけられた。 うわぁ、ちょっと嫌な気分になりながらも私は平然を装い「久しぶり。森に散歩に行ってるよ」するとハツネは「へぇーそうなん。いいね暇人わ」暇人じゃない。色んな事でいっぱいいっぱいだけど分かってもらえないんだね。少し呆れ無言だった私「…」ハツネは「あっ、気分害した。ごめぇんね。ってか今日、私がアマモリ摘み係だけどミズナが行くなら摘みに行かなくてもいいよね。自分で摘んできてよ。」っとカゴを押し付けて、帰ろうとしている。私は「分かった。いいよ。」と答えた。 これからシズルに会うかもしれないし何かと一人の方が楽だ。 夜にはどうせ一人になるんだから。
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