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倒れたみたいだ。目覚めたら自分の部屋だった。
横を見ると心配そうにした母がいた。「お母さん」と呼んだら「ミズナ、良かった」と少し涙目で抱きつかれた。
それからゆっくりと母の口が開いた。「カンナおばあちゃんの次の姫は貴方ミズナよ」「えっ、私が雨降らし」びっくりした。母は「そうよ。だからこれからは体に気をつけなさい、いつも眠れるというわけじゃないわよ。ミズナが倒れてからもうずっと雨が降り続けているからさっそく」そう言ってアマモリ花を渡された。私はびっくりしたが寝起きで何も考えられず渡されたアマモリ花を戸惑いもなくかじった。
嘘みたいに寝起き気分がなくなってきた。
それに伴い、これから花と茎をかじり続けないといけないと言う感覚が出てきた。
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