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「いったい、どうして連絡しなかったんだ?」
「いや~。まさかだったからさ、転校自体が」
「知らされてなかったのかよ!!」
「おうよ!!」
「おいおい...」
「なんかあったん?」
「(あの時の律は大変だったんだからな?)」
「(あ~...すみませんした)」
「まったく。で?律とは会ったのか?」
「ここの高校じゃないだろ?」
「は?」
「へ?」
「なんでそう思ったんだ?」
「いやいや。澪がいる学校に律はいないかと」
「オイっ!!」
「だってあいつ小学校のテストで良くて50点越えたぐらいだべ?」
「あぁ。…そうだったな」
「まさか...(澪。律のために志望校少し落としただろ)」
「...」<コクッ>
「...じゃあ...」
「...律もこの学校だ」
「そうか」<グッ>
「(うれしいだろ)」
「(うれしい以外に感情いるか?小学校の時のマセた心だと言われたらおしまいだが、片思い中の相手だぞ?)」
「(だと思ったよ)<キーンコーン カーンコーン>っと。もう授業が始まるから、席に座っとけ」
「リョーカイ。あ、澪」
「なんだよ」
「教科書は大丈夫だから」
「なんd...あ~。わかった」
「じゃ、ヨロシク~」
久々に再会したなぁ。
ま、眠いから寝るがな。
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