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星たちが 一つ一つが 全て僕のもの
君の中の 一つ一つが きっと僕のもの
手を伸ばして 届かないことが嫌だって
そっぽを向いて うずくまって
それがほんとのことだったら きっと幸せだった
でしょ?
僕は全てが気に入らない 全てが欲しい
でもあの星には手は届かない
そんなことない
そう 思いたい
扉を叩く 音を立てて叩く
痛い 痛い それ以上
僕を壊さないで
ほんとなんて聞きたくない
今これが現実
でしょ?
嘘つくなって 隠すんじゃないって
僕の扉が叩かれる
気に入らないなんて嘘で
届かないなんて嘘で
嫌なんじゃない
隠すんじゃない
ほんとは
怖かったって
僕の全てが 全てが届かない
それが怖かったんだ
強がっていただけで。
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