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「証拠は?俺と幼馴染みだった証拠。写真とかあるだろ?」
「…疑り深いのだな。昔はいつも後ろに引っ付いてきて転んで、すぐ泣きついてきたかわいらしい面影が少しもない…」
穹はぶつぶつ言っていると
「よかろう。証拠だな?これはどうだ?」
なんだこの紙切れ?
婚姻届け…!?
名前の欄には
あさくらゆうじ
とぐちゃぐちゃな字が書いてあった。
「は?こんなの書いた記憶ないぞ」
「そうだろうな。これは五歳の時に書いたからな」
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