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「なんで雅を監視してんだ」 ヒュン…… ガタンッ… 近「総司!!!!」 そう胥火がいった瞬間… 沖田が刀を抜き… 胥火の喉元に刀を当てながら押し倒した… 胥「………」 カチャ…… 沖「………いつから気付いてたの? 雅ちゃんはそのこと…知ってるの?」 胥「……はははっ!!!!雅が気付かない訳無いだろ…?         ・・・・ あいつはちゃんと最初から気付いてるし… てめぇらが雅を利用価値が高い奴と話していたのも知ってんだよ…」 土「!!!」 話すたびに刀が首に当たり… 首筋に血が流れる…… 平「お……おい!!!総司!!! 胥火の首から血が!!!」 沖「ちょっと黙ってて平助… 胥火ちゃん……雅ちゃんは……過去に何があったの?」 胥「………」 沖「答えてくれない…?」 胥「…………………」 沖「ねぇ………」 ぐっ… 沖田は刀を握る手に力を込めた…… だが…… 土「おい!!!総司!!!! 刀を離せ!!!」 沖「なんでですか? この子は監視されることを気付いていた… なのに逃げようとしなかった… てことは…ここを出て行けない理由があるということでしょ? 間者の可能性が高いってことじゃ……」 土「そうじゃねぇ!!! そいつ見てみろ…」 沖「……え?」 沖田は胥火に目を移す… そこには… 沖「!!!」 胥「…………」 沖「……なんで泣いてるの?」 涙を流していた胥火がいた… .
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