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――――――――ッ!?バッ!!!
『ハァ…ハァ…ゆめ…?それにしても…』
ピピピピ---ッピp
ちょうど鳴り響いた時計を止める
時計は午前12時過ぎ位を
指している
それにしても
リアルな夢だったな…
ふと壁に貼ってあるカレンダーに
目をやる―――――。
今日は8月14にち…?
あれ……でも…
あぁそっかさっきの
変な夢のせいで……。
~~♪
ベットの上に置いてある携帯が鳴りだした
電話……誰だ?
携帯を開くと少女の名前が
何の用だ?
『もしもし』
「ちょっといつまで待たせる気?」
『え?』
「え? じゃないわよ!!昨日暇ですることもないから遊ぼう言ったのあんたでしょ?」
―――っ!!ヤバイ忘れてた!!!
「…まさか忘れてたとか?」
電話越しに聞こえる少女の声が
だんだん低くなっていく
自分から誘っておいて
忘れてましたァ☆
なんて言えない
『いやっ覚えてたよ!!!でも寝坊しちまって』
まだ忘れてたと言うよりマシだ…
「…まだ家ってこと?」
『うっ…走って…っ猛ダッシュで向かうから!!!待ってろよ!!』
―ピッ
少女の返事も聞かず電話を切った
俺は支度もそこそこに少女が
待っている公園へ猛ダッシュした
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