知られざる過去①

5/38
262人が本棚に入れています
本棚に追加
/543ページ
昼の職場を退社させられた私は、ある場所の前に立っていた。 私はお金を稼がなければならない。 私は大好きな家族のためにならなんでもする。 この身体だって 売れる。 私が立っている場所。 それは風俗店が立ち並ぶ街。 私は、少しでも多くお金を稼がなければならない。 風俗で働く事は、悩んだわけじゃない。 私は即決したんだ。 私はやる。 やらなきゃならない。
/543ページ

最初のコメントを投稿しよう!