知られざる過去①

8/38

262人が本棚に入れています
本棚に追加
/543ページ
不適な笑みと言うべきだろうか。 ホストは笑いながら歩いてくる。 「な、なに?!来ないで!なにあんたっ!」 「俺が1番初めの客だ。さっさと行ってこい。」 男は威圧的な目で私にそう言うと、カバンから名刺を取り出した。 唖然とする私。 このホストはなんなの? 当然ホストになんて行った事のない私は、その男の行動すべてが不思議でたまらなかった。 「準備ができたら、この番号に電話をしろ。そしたら俺が行く。」 こいつ私とやりたいだけ? 私は処女喪失以来セックスはした事がなかった。 だから、テクなんかは持ち合わせてない。 「わかったか?」 また威圧的な目で言われた私は、うなづくしかなかった。
/543ページ

最初のコメントを投稿しよう!

262人が本棚に入れています
本棚に追加