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私は書き物を済ませ、指定された部屋まで移動した。
自分の荷物を置いて、一段落。
ベッドとシャワーしかない狭い部屋。
消毒の臭いは、一層増した。
部屋の証明はすべて消されていて、シャワー室からの灯りだけ。
「私…私は……」
行き着くとこまで行き着いた私。
ついに風俗店で働いている。
働きたいと思う女性は限りなく少ないだろう。
そんな世界に私は今来てるんだ。
「辛いよ……やだよ…キツいよ。……怖いよ…怖いよ…」
私はベッドに座りこみ、下を向いて泣いていた。
一瞬の気の緩みからだった。
こんな感情持ってはいけない。
キツいなんて思っちゃいけない。
でも、ここに来て…
爆発した。
死にたかった。
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