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「もしもし…」
私は呼び出しの音が消えるとともに喋り始めた。
慣れない事をしているのか、胸は爆発しそうなくらい高鳴ってる。
静かな室内に響くのは私の声のみ。
緊張で声が震えてる。
「もしもし。今から向かう。」
ブツッ…!
プー…プー…プー…
今からさっきのホストが来る。
こんな恥ずかしいカッコで会わなきゃなんない。
でも働かなくちゃ。
ピリリリリリリ…
「一名様入るよー。準備してねー」
アナウンスが入る。
来た。あのホストが…
怖い……
どうしよう、どうしよう…
「こちらです!お客様入りまーす。」
ガチャ…
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