Chapter-9-Fragile-life-

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ロベルト軍曹 『よし、その調子だっ! 組み立てろっ!』 自分は兵舎の陰に隠れて 命令ばかりのロベルト軍曹。 ランド「なんだぁありゃ? 訓練だとあんなに 引っ込み思案じゃなかったぞ?」 ヴォルガー『あぁ、 ロベルト軍曹はあんな面構え しているが本当は 結構臆病者だって聞いてるぞ? あの大声も ビビってるのを隠すために 出してるって話もある。 その証拠に ロベルト軍曹は 海兵として登録してあるし、 戦闘機の操縦をした こともないだろ?』 ランド『そうとうなビビりだな! もし彼女とデートしたら 遊園地は必ず避けるだろっ』 ヴォルガー「かもな(笑)」 ランドが口にした ロベルト軍曹の悪口を聞いて つい今いる場所が何処なのか 忘れてしまったヴォルガー。 だが━━━━━━ ━━━━その現実に 再び戻されるほど 衝撃的なことが起こる! ドガァァァァンン!!!!! ランド・ヴォルガー『!!?』 何が起きたのか 一瞬分からなかった。 つい回りを警戒したが 日本軍兵士はいない。 気が付けば上空に黒煙が 上がっているのが見えた。 どうやら日本の戦車砲によって 兵舎が1つ吹き飛んだようだ。 容赦無き砲撃で それは完璧こちらを 殺す気でいると確信できた。 ヴォルガー『クソッ! ひでぇことしやがるっ!! 今夜の寝床が 無くなるかもな!』 ランド『それは冗談じゃ 済まねぇ話だ! ってもどこの 兵舎が吹き飛んだんだ?』 無線:『ザザザ‥ こちら指令部、何があった? 状況を教えろ、アウト』 ランド『本部からだ。』 ヴォルガー「っても どの兵舎が喰らったのか 分からねぇしこの状況じゃ 見に行けないな‥‥」 兵士無線:『ザザザ‥ こちらY-46二等兵! 第7兵舎が日本軍の砲撃を 喰らった模様! 炎が上がってるっ!』 無線:『了解Y-46、 指揮に向かわせた ロベルト軍曹は無事か?』 疑問に思った。 無線は基本 上官が応答するのだが、 ロベルト軍曹が 無線に応じはしなかった。
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