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「おい真琴、いいって言っただろ!」 顔をほんのり赤らめて、彼は言った。 「もう声掛けちゃったもんねぇ。」 真琴と呼ばれた女の子は彼をからかうようにニヤニヤ笑って言った。 「ねぇ、あんた何組なの?」 「あっ、2組…デスケド?」 三度目の同じ質問に、私はやっと答えた。 .
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