幼なじみワールドの真実

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‐屋敷の中、客間‐ 明が客間の座椅子にドサッと倒れ込む 明「ふぅ。今日も一日疲れたっ。しっかし・・・どこみても友匡の趣味で溢れてるね」 華「だな。いかにも和って感じ。家に帰ったみたいだ」 友「おや、お分かりになられますか?ほとんど我が安部本家に似せて造らせましたので。家具などは私の趣味ですが」 明・華「「やっぱな笑」」 友「ところで明、華蓮、今日は泊まっていかれますか?」 明「うーん、どうしよ」 華「もう22時過ぎか。甘えるか?明。どーせ明日は学校休むんだろ?」 明「ありゃ、バレてたか」 華「当たり前。まぁ当然俺と友匡も付き合うが。それに明日は土曜日だし授業も午前だけだろ。休んでもまぁ差し支えねぇだろ」 明「うん。あ!皆にまた明日って言っちゃった」 友「メールでご連絡差し上げたらいかがです?」 明「あ、そっか。メールっメールっと」 ピコピコ ヒソヒソ 華「なぁ、友匡、明ってやっぱりアホか?」 友「若干、ではないでしょうか?」 キッ 明「そこ!何か言った?!!」 華・友「「いえ、何も!!」」 明「だったらいい」 華「ふぅ(^-^;」 友「ふふ。では、お部屋の用意をさせましょう。御堂、お願いしますね」 御「お任せ下さいませ。こちらには後ほど、お飲みものをお持ちいたします。皆様、何をお持ちいたしましょうか」 「「「コーヒー。ホットで」」」 御「かしこまりました。それでは少々お待ち下さいませ」 スッ キィー パタンと、扉が閉まる
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