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コト
明「…母様が当主の座についてたのはたった半年。その役目を果たした数も片手で数えられるぐらいだもの。亡くなられてからすぐ私に代替わりしたから闇の者でも知らない者がいて当然だと思うわよ」
コーヒーカップを円卓の上に置きながら明が答える
華「あ・・・わりぃ」
明「全然っ!気にしてなんかないわよ」
ニコッ
と明は笑う
華・友「「・・・」」
そう、明の母は明がまだ8歳の時に不治の病で倒れそのまま帰らぬ人となった
そのあとすぐに、次代の当主選定で決定して以後10年間、明が黒龍院家当主の座についている
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