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‐安部邸、明の部屋‐
?「はる・・・ま、は・・・」
?「は・・・ー?おーい」
誰かの声がした
明はうっすらと目を開ける
?「はるさま?明様、起きられませ。朝でございますよ」
?「おーい、まだ寝ぼけてんのか?」
明「んぅ・・・、あと5分ー」
?「・・・寝ぼけてんな」
?「困りましたね。明様、華蓮様と友匡様がお待ちでございますよ」
?「こら明ー、さっさと起きて朝飯食えー」
シャッ
カーテンを開けられ、日光が顔にあたった
明「まぶしっ・・・だからぁー、もうちょっと・・・
・・・ん?・・・え?」
寝ぼけ眼をこすりながら
自分を起こそうとする者たちを見上げる
と、そこにあった昨日までは
確実にいなかった顔に
思考が一瞬フリーズした
?「お、やっと起きたか。相変わらず朝は苦手だなぁ、お前」
?「お前とはなんだお前とは!明様、おつらいでしょうが起きられませ。お着替えもなさいませんと。もう9時でございますよ」
このやりとり
この態度
何よりもこの声!
思い当たる人物たちにいきあたり
一瞬にして目が覚める
明「なっ!!なんであんたたちがここにいんのよーーーーー!!!!」
明のここ最近で最高の寝起きであった
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