嵐がやって来た

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彩「おいおい明、声が朝からでかいぞ?」 蒼「彩紅‐サイガ‐!先ほどからの明様に対してのその口のききかた!改めなさい!」 彩「あのなぁ蒼斗‐サイト‐、今はそんなこと言ってる場合じゃねぇって。それよか明が止まってる」 蒼「だからっ、え・・・?」 明「・・・ぶ、ふふふふふふっ、あははははははっ!!!」 蒼「は・・・明様?いかがなさいました?」 明「だっ、だって!くくっ、二人のやりとりってば、何にも変わってないんだもの、ふふふっおかしくって!あははははははっ」 ベッドの上でお腹を抱え明が笑う 蒼「明様(^-^;」 彩「おいこら明、そんなんでツボに入るなよ」 明「あははははははっ、ごめっ、ごめん!」 彩「ったく。長い間会ってなかったから感動の再会を期待してたが、期待するだけ無駄だったか苦笑」 蒼「彩紅、そういう言い方をするのではありません。明様に再びお会いできたのですからそれだけで至高の喜びではありませんか」 彩「お前なぁ・・・」 蒼「なんです?」 彩「いや、いい」 蒼「なんですか?その気になる言い方は。最後まではっきりとおっしゃったらいかがです?大体貴方はいつもいつも…」 しばらくして、二人の会話を聞き 腹を抱えていた明がようやく 冷静さを取り戻す そして改めて 今目の前にいる男二人を まじまじと眺めてみる
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