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蒼「さ、さぁ、明様。お着替えを。華蓮様と友匡様がお待ちでございますよ」
明「ん。ふぁ~、よく寝た」
彩「少しうなされていたようだが、大丈夫か?」
明「ん?そうだった?大丈夫!何もないよ」
彩「そうか・・・」
蒼「・・・明様、こちらにお召し物をご用意いたしましたので」
明「ありがとう!蒼斗。二人とも先に行っててくれる?華蓮と友匡にはすぐ行くって伝えて?」
蒼「承知いたしました。お伝えしておきますね。彩紅、行きますよ」
スッ
蒼斗が歩き出す
彩紅は数秒、明を見、
彩「あぁ。じゃぁ先に行く」
サッ
同じく扉に向かって歩き出した
明「うん!すぐ行くねー」
ガチャッ
パタン
二人が出ていったあと
明「ふぅ…」
溜息をこぼす
明「あちゃぁ、よりによって彩紅と蒼斗に見られたか」
昨夜見た夢
あれは何だったのか
心当たりがないでもないが・・・
明「参ったなぁ、昔の話をするとどうも…心配かけないようにしないと。特に彩紅に・・・」
俯き唇を噛みしめる
しばらくそうした後、
それまでの雰囲気を消し去るかのような明るさで
明「さ、早く着替えてご飯食ーべよっと」
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