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少しして扉の前に来た
目を擦って見てみるが……………やっぱり錯覚じゃない………
「まず私が見本を見せますから、後はご自分で」ニコッ
酷っ!
脅したのそっちなのに!
「……わかった……」
只でさえ俺は人間じゃないことに尋常じゃないほどにダメージ喰らってるんだが……+αとくると泣きたくなってくる
「我、魔界と人間界を行き来する者なり」
《―――手を―――》
シグレは手を扉に向けた
すると手の甲が光だした
《―――よろしい、では行くがよい―――》
扉が開きシグレは入っていった
って!俺手の甲に何もないけど!?
《―――ソナタは行かぬのか?―――》
喋った!……ってさっきからか……ory
「え~と…………(さっきシグレ何て言ってたっけ)……ひ、開けぇゴマ……」
ギィィィイイ
《―――行ってよいぞ―――》
「マジで!?」
あれ?これもしかしなくても
あんな文章言うよりこっちのが簡単だったり?
じゃあ何であんな文章言うんだろ?
俺は僅かな疑問を残しながら扉の中へと入っていった
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