第三章~魔族と魔王と俺と~

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それより俺はどうして此処に来れたんだろう 《だから、俺が此処に来させたからってさっきから言ってんだろ》 それはわかった だが普通なら違うとこに還されるところを何で俺はお前に呼ばれたのか気になる 《面白そうだったから》 そんだけ!? もしかしたらお前も馬鹿なのか? 《違げぇよ!》 だって普通魔界に呼ばねぇだろ!俺人間だぜ? 《何を言う、お前は人間じゃない》 はぁ?またか………お前も魔力量が半端ねぇから魔族とか言うのか? 《いや…………お前は人間でも魔族でもない》 じゃなんなんだよ? 《いつかわかるさ、まぁ要は退屈しのぎだ》 はぁ!? いや教えろよ! つか退屈しのぎって! 《それは置いといて其処を真っ直ぐ行って突き当たりにある扉に入ってこい》 な!? どんだけ俺様なんだよてめぇは! 《また後でな、神威》 ッ! あの声で名前呼びはヤバい!// 何赤くなってんだよ、キモい!とかは言わないで、耳フェチだから仕方ないんだって! え?聞いてないって? 仕方ないって あいつの声めっちゃ好みだし ほら福○潤似で それもぬ○孫の夜リ○オの方 しゃーねぇ!行ってやるか! 決してあの声を生で聞きたいからとか、その声の持ち主がどんな顔か見たいからとかじゃないからな! つか何で名前知ってんだろ
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