第四章~出会いは学園で~

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―シュンッ― 「…ふぅ、やっと戻ってこれたぜ」 ガチャ…ギィィイ 魔王城に入るための正門を開く こっから部屋まで遠いんだけど、ユリウスに『《今日は》正門から入って来い』と言われたので仕方なく正門から入る ………開けてから気付いたけど魔族が沢山居る しかも何故か皆綺麗に整列してる! なんかそわそわしてるし ナニコレ? 昨日こんなに居たっけ? 俺が見たのはユリウスだけだぞ?? う~ん… 「…おかえり、初めての魔法学校はどうだ?何か面白いことあったか?」 俺が腕を組み、右手を顎に当て俗に言う考えるポーズをしていると 突然頭の上から天s……ユリウスが舞い降りて来た 「面白いことなぁ………あ~理事長がメイドコスしてたことくらいかな?」 一応質問には答えるが、もっと普通に登場しろよ!! 黒い羽が舞って綺麗……って違うわッ! 「ククッ…ノリツッコミご苦労なところ悪いが、登場の仕方は俺の自由なんでな 次も楽しみにしておけ」ニヤ 「するかボケッ!!」 「にしても、あの理事長がメイドコスか… ギャップ萌えでも狙ってんのか? 年のわりに頑張るな…」 ギャップ萌えw 「つーか理事長って何歳なわけ?」 ユリウスは少し悩むと苦虫を踏み潰したような顔で 「…聞かない方が身のためだ」 と、言った どういう意味なんだろうか 余計興味が湧いてきたw
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