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―シュンッ―
「…ふぅ、やっと戻ってこれたぜ」
ガチャ…ギィィイ
魔王城に入るための正門を開く
こっから部屋まで遠いんだけど、ユリウスに『《今日は》正門から入って来い』と言われたので仕方なく正門から入る
………開けてから気付いたけど魔族が沢山居る
しかも何故か皆綺麗に整列してる!
なんかそわそわしてるし
ナニコレ?
昨日こんなに居たっけ?
俺が見たのはユリウスだけだぞ??
う~ん…
「…おかえり、初めての魔法学校はどうだ?何か面白いことあったか?」
俺が腕を組み、右手を顎に当て俗に言う考えるポーズをしていると
突然頭の上から天s……ユリウスが舞い降りて来た
「面白いことなぁ………あ~理事長がメイドコスしてたことくらいかな?」
一応質問には答えるが、もっと普通に登場しろよ!!
黒い羽が舞って綺麗……って違うわッ!
「ククッ…ノリツッコミご苦労なところ悪いが、登場の仕方は俺の自由なんでな
次も楽しみにしておけ」ニヤ
「するかボケッ!!」
「にしても、あの理事長がメイドコスか…
ギャップ萌えでも狙ってんのか?
年のわりに頑張るな…」
ギャップ萌えw
「つーか理事長って何歳なわけ?」
ユリウスは少し悩むと苦虫を踏み潰したような顔で
「…聞かない方が身のためだ」
と、言った
どういう意味なんだろうか
余計興味が湧いてきたw
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