タイトル未定

メール

－－死ぬ。－－

正式にいえば、自殺。

年が変わる瞬間に、俺も生まれ変わるのだ。

あと・・・。

３秒。

２秒。

１秒。

♪♪～♪～

っ！？

何故、携帯が鳴る！？

俺は、携帯の電源を切っていたはず。

なのになぜ・・・。

まぁ消したと思い込んでいただけだろう。

そこに、メールで年賀状がきた。

それだけのことだ。

最後の年賀状か。

一応、見ておいてやろう。

そこに書かれていた文章は、たった１行だけ・・・。

それが、俺の終わりかけの人生の延命につながるとは・・・。

そのときはまだ思ってもいなかった。