3人が本棚に入れています
本棚に追加
咳が出てそう簡単には、眠りにありつけないと思ってた私。
睡眠こそ最高の治療薬であるのにね。
ってか知ってます?
風邪薬って症状を抑える効果しかないんだぜ、ほんまは自然治癒なんですよ。
と誰とも知らず、解説していたら、
神は私の味方です。
すぐ意識を失いましたー☆いや、失ったはずなんですー☆
でね!でね☆
…ここどこですか?
どこッ?
いや、マジで…!!wwwwwww
自分の視界がフェイドアウトしたのを感じて、次に目を開け飛び込んできた景色は。
なんか…薄暗くて、赤黒くて。
壁に手を触れるとネトネトシテル。
きっもっーー!!
ガチできしょい。
糸を引く手を慌てて服で拭く。
この場合は、汚れても仕方ない。
シュガーには、この世で苦手なものが三つあります。
1.幽霊
2.虫
3.ココ
今まで2つだったけど、3つ目できちゃったよ!!ww
よくアニメとかでクジラに食われて、中で切って、脱出するシーンがあるけど、尊敬しちゃう。
俺には無理だ。
気絶しないでいる今の俺を褒めてーー!
絶世の美女に褒められるくらいじゃないと割に合わないんだけど。
長ったらしく自分を語ってても、現状に進展が見られないので、冷静になってあたりの状況を見た。
今自分がいる位置は、トンネルのような所で、蝋燭が道の脇に均等に並べられている。
耳を澄ませば、規則的に水滴が落ちる音も聞こえる。
どうやら、進めそうだ。
進むんだ俺。
<コマンド>
進む←
留まる
留まるを選ぶと、永遠に進展が無いとRPG大好きっ子の俺の勘が言うんだから進むしかない。
アレだよ。
「おまえは ここで 待ってるのだ
けっして そとに でるな」
言われたとおり待機。
<物語が進まない>←
ってやつ。
恐れるな!
ダメと言われたら、破りたくなる人間の本能に従ってこそ道が見えるのだ!
どうして進まないのか、いや進む。
ゆくのだ、シュガー!
最初のコメントを投稿しよう!