朝です

3/4
前へ
/4ページ
次へ
咳が出てそう簡単には、眠りにありつけないと思ってた私。 睡眠こそ最高の治療薬であるのにね。 ってか知ってます? 風邪薬って症状を抑える効果しかないんだぜ、ほんまは自然治癒なんですよ。 と誰とも知らず、解説していたら、 神は私の味方です。 すぐ意識を失いましたー☆いや、失ったはずなんですー☆ でね!でね☆ …ここどこですか? どこッ? いや、マジで…!!wwwwwww 自分の視界がフェイドアウトしたのを感じて、次に目を開け飛び込んできた景色は。 なんか…薄暗くて、赤黒くて。 壁に手を触れるとネトネトシテル。 きっもっーー!! ガチできしょい。 糸を引く手を慌てて服で拭く。 この場合は、汚れても仕方ない。 シュガーには、この世で苦手なものが三つあります。 1.幽霊 2.虫 3.ココ 今まで2つだったけど、3つ目できちゃったよ!!ww よくアニメとかでクジラに食われて、中で切って、脱出するシーンがあるけど、尊敬しちゃう。 俺には無理だ。 気絶しないでいる今の俺を褒めてーー! 絶世の美女に褒められるくらいじゃないと割に合わないんだけど。 長ったらしく自分を語ってても、現状に進展が見られないので、冷静になってあたりの状況を見た。 今自分がいる位置は、トンネルのような所で、蝋燭が道の脇に均等に並べられている。 耳を澄ませば、規則的に水滴が落ちる音も聞こえる。 どうやら、進めそうだ。 進むんだ俺。 <コマンド> 進む← 留まる 留まるを選ぶと、永遠に進展が無いとRPG大好きっ子の俺の勘が言うんだから進むしかない。 アレだよ。 「おまえは ここで 待ってるのだ けっして そとに でるな」 言われたとおり待機。 <物語が進まない>← ってやつ。 恐れるな! ダメと言われたら、破りたくなる人間の本能に従ってこそ道が見えるのだ! どうして進まないのか、いや進む。 ゆくのだ、シュガー!
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加