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と思ったのだが、
ホラゲー巡回者の俺に言わせてもらうと。
どいつもこいつも、スタート地点から動いて、すぐ首突っ込むから変なことに巻き込まれるんだ。
まずは、冷静になろう。
振り返ろう。分析しよう。
奮い立たせた気持ちは時に正常な思考を妨げる。
確か俺は、さっき言ったように
寝た。
寝たはず。
そして、目を開けたらここにいた。
拉致か?
監禁か?
ホラー展開か?
"ワロタ"
はっ、まさか死んで地獄に?!
"クソワラタ"
地獄なのか…そうなのか。
"おまwwwちょww妄想族なめてたわwww"
うわぁあ!牧場物・借りパクしたの返すからああ!地獄は嫌だああ!
…ん?
"あ?気づいたぁ?"
…
“んー?”
しょっぱなからありきたりなギャグを狙ってるじゃねーよ!!
俺は叫ばねーぞ!
ツッコまねぇよ!
お前誰だよ!って聞かねぇよ!
頭に響く声は誰だッッとかさ!!
俺の思考に入るんじゃねえ!読むな!
“…ぷぎゃーw
説明ありが㌧。ツッコミもwww"
「…なんてね」
あまりにここが現実がかってないだけで、現実逃避とか…。
何だかんだで俺はさ、進む勇気もなければ冷静にこの場を見抜く力も無くて、自分の世界に逃げていた。
自問自答も過ぎればいたいっつーの。
ほんと、中二病。しかも末期ですか?って真面目に聞きたくなる。
マァ、イェッス!BOSS!!って感じなんだがw
流石に痛い、痛すぎる!!ww
小学生の時の邪気眼並に設定がファンタジーで、自分の黒歴史に泣きそうだ。
シュガりん泣いちゃうおっ(ハート
おうぇ。
「って、ん?今までの脳内妄想、声に出てたりしてないよな?」
妄想族の怖い所。
それは脳内だけでおさまらない時のことだ。はたから見れば独り言を呟く異常者。
自分が声に出していた事に、気づいた時はすでに遅いのだ。
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