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『あいつ一体何者なんだったんだろう?テレポートしたり私の電撃反らしたりどんな能力が全然わかんない。』御坂はベッドに横になって神谷のことを考えていた。
『それにあいつジャッジメント最高戦力って言ってたし、なんなんだろ?』
『お姉様この黒子ただいま帰りました!!』黒子が元気よく部屋に入ってきた。
『あ、黒子お帰りー今日は早かったのね』
『そうですの、ジャッジメントのミーティングがいつもより早めに終わりましたので・・・』そう言うと黒子は御坂めがけて飛びついてきた。
『今日はめっいいっぱいお姉様と愛の宴を~!!』
『ちょっと黒子やめなさいってば!!あ、そういえば黒子?』
『なんですのお姉様?』
『ジャッジメント最高戦力って知ってる?』
『どうしてお姉様がそのような事を!?』黒子は驚いていた。
『いやさ、今日なん変な男に絡まれてさ、そいつが言ってたから・・・』
『そうなんですの・・・・・・・』
『黒子?』
黒子は黙り込んでしまった。
『これはジャッジメントの中でしか流れていない情報なんですがジャッジメントと言うのはもともとは校内の治安を守るためのものでしょう』
『あんたいつも郊外でもジャッジメントやってるもんね、でもああいうのってアンチスキルの仕事でしょ?』
『まぁそうなんですけど、でもアンチスキルといっても能力者の集まりではないのでしばしば苦戦を強いられることがありますの、ちょうど木山春生の時のような』
『確かにあの時はアンチスキル全滅だったわね』
『はい、そこでその事件の後、学園都市統括理事会がジャッジメントにLV5に匹敵する力をもつ人物を置いたという噂があるんですの』
『じゃああの男がそのLV5クラスの能力者なの!?』
『あくまでも噂なのでお姉様のお会いになったその殿方がジャッジメント最高戦力だという確証はありませんの』
『ふーん、LV5に匹敵する能力、か・・・』
『お姉様!!またその殿方と戦ってみたいなどとお考えにならないように!!』
『わかってるわよ!!』
あいつ私の電撃をねじ曲げたのかな?本気でやったらどうなるんだろう。
内心、御坂はこう考えていた。
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