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次の日。
いつも通り学校に行く支度の途中最後に歯磨きをしていると
ブレザーのポケットに入れていた携帯から着メロが流れてきた。
メールの差出人は亜美。
「遅れる」という短い内容。
「待ち合わせしてるわけじゃないからいいのに…」
毎日亜美は、優羽の通学路の別れ道の所にある電柱の所で待ってくれている。
もう幼稚園の頃からの話しかな…
思わずそのメールを見て笑みがこぼれる。
その後、優羽は『大丈夫だよ』と返信し、ゆっくり家を出た。
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