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その時…
目の前に黒い影が現れて
私は少し驚いて後ろを振り向いた。
―そこには、見たことない
男の人が立っていた。
身長は私より20cmほど高い。
髪は少し長くて茶髪。
顔は整っていてとても綺麗な顔立ちをしている。
靴の色などを見るとおそらく先輩だろう。
「なんて名前?」
「えっ、あの、、」
「名前!」
「あっ!!えっと…咲。斉藤 咲です!」
私がそう答えると
「あるじゃん、ここ。君3組だよ」
あ…ほんとだ…。
お礼を言おうと思い、頭を下げた。
「あの、ありがとうございま…っす」
あっ、言葉つまっちゃった!
ゆっくりと顔を上げると
男はとても、とっても優しい表情で
私を見て微笑んでいた―。
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