五人

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場を移し近くの森には男が二人居た。 ザザッ ザザッ 草の中を素早く走り抜ける男… 「そこだ!」 木の後ろを切りかかったが人影は無い、その瞬間後ろに気配を感じ男は腰の短刀を抜き、振り返りながら切る…がそれは空を切る… カチャ… 男の首に刀があった 「くそ…でもまだだ」振り返りざまに短刀を振りかざす。(この差は何なんだよ…) キン!キンキン! 「おいおい…玄八、今のは無理矢理だ…やられたら終わりなんだぞ?」 男の短刀を峰で受けながら言う。 「うっせーよ豪、考えながら相棒振るのは俺には合わねんだよ」 乱暴な口調で言い返すこの男 名を玄八-ゲンパチ- 「お前らしいね、全く」 丁寧かつ冷静に答える男 名を豪-ゴウ-
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