#2 ストーカー

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――朝、登校途中、妙に人の目線を感じた。誰かに見られているような、かなり、変な感じだった。 「あっ!!澪、おはよー♪」 夏未…。 「夏、おはよ。………」 なんか、変な感じがして、挨拶を返しただけで結局口を閉じてしまった。 そんなあたしの様子を見て、夏未はあたしの顔を覗き込み、「……澪?」と、声をかけた。 「―――‥わっ!?えっえっな、何、どうかしたの?」 急に声をかけられてびっくりしたあたしはしどろもどろになる。 あたしの言葉に夏未はプクーっとほっぺを膨らまし、あたしに掴み掛かってきた。 「もうっ、それはこっちのセリフだっつーの!一体どうしたの!?今日おかしいよ!」 「……そう?」 「バカッ!今までにあった事、私に全部話なさいよッ!」 やっぱり…夏未にはお見通しなんだ……。 「――…えへへ。」 「何!?どしたの!?キモいよいきなり!?」 「…ううん。夏には全部お見通しなんだねぇ…」 「そらそうでしょ。で、なにがあったの?」 「あ…隣のクラスの男の子に……告白…された。」 「うんうん―――…ってえー!!だっ誰に!?」 「ん~、狭間…理緒って人に。ていうか、夏声が大き過ぎ!!」 「でっでも、告白でしょう!?勿論OKしたんでしょう?」 夏未の質問には首を横に振る
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