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しかし
神夜は一瞬で姿を消し
あたしの背後に立っていた
彼の手には
先ほど投げたナイフ
それに気づいたころには
首にナイフの先を
当てられていた
「グサッ、…なーんてね
紅愛ちゃんだから
許して上げる」
こんな
いい加減な奴に
負けるなんて…
神夜には適わない
これからもきっと
どんなに頑張っても
この圧倒的な実力差は
埋まらないだろう
悔しいけど
神夜は本当に強い
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