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そして、昼飯を食べ終え食器洗いも済み
「じゃあ、そろそろ帰るよ」
「えぇ~、もうか?」
ボクがそう言うと八神は残念そうな声を出す
「マンションで荷物整理しないとダメだからな」
「むぅ~、しかたあらへんか」
「うん、じゃ、お邪魔しました」
ボクがそう言って出ようとすると
クイッ
後ろに引っ張られる感覚がしたから振り返ると
「なぁ、また会える?」
そこには不安そうな顔をした八神がいた
「そうだな、暇な時とかにでも遊びにくることにするよ」
「ほんま?」
「ほんまほんま」
「………わかった」
やっと八神は服から手を離す
「そんなら、またな結人くん!」
「ん、また……」
そうして、ボクはようやくマンションに向かうのだった
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