堕ちてきたのは魔女でした

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吉鷹はオカルトを信じていない。 「白魔女って、その、神とかが出てくるあの?」 「はい、そうですが?」 あまりにも素っ気なく答えれ、吉鷹は動揺した。 「悪いけどそんな話信じることはできない」 (きっと中二病なんだそんだそうだ中二病なんだ、ああああ可哀想にあはははは) 吉鷹はどうしたらいいかもわからず、呆然と立ち尽くすことしかできなかった。空から降っていたことに関しては否定できない。吉鷹は必死に否定材料を探していた。 「じゃ、じゃあもう帰ってもらえる? おにいさん今日忙しいんだけど」 「一つか二つ下の女性に対して『おにいさん』はないと思いますよ?」
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