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(うっ、何かこわっ)
ソラは吉鷹との距離を少しずつ詰めていった。何かを訴えかけるような瞳をこちらに向けながら。
あと一歩出ればぶつかるというというその時、
「わたしをこの家に住…」
「却下」
吉鷹はソラが言い終わる前に言い放った。こんな美少女がいたらいつ間違いを起こすか分かったもんじゃない。
「ひどい…」
(え?)
唖然、呆然。
これは流石に自己中が度をすぎているのではないのだろうか。勝手に落ちてきてこんなにも図々しいこと言ってさらに酷いとくるとは……
思わず吉鷹は泣きそうになった。
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