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「じゃあさ、じゃあさ。もしわたしを住ませてくれたら魔法とか教えてあげるって言ったら?」
(………………)
いったい魔法とはどのようなものなのか、吉鷹には知るよしもなかった。
「じゃあ天照、もし本当に魔法があるというのであれば、その証拠を見せてくれ。証拠もなく承認して『そんなこと言ったっけ~』なんてことになったら困るからな」
吉鷹は本当に魔法があるなんて、その時は信じていなかった。
が、ソラは悩む様子もなく、言い放った。
「いいよ、じゃあよく見ててくださいね?」
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