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そう言った瞬間、常識では信じられないようなことが起きた。
吉鷹は自分を疑った。なぜなら、突然自分がこの家の屋根の上に飛ばされていたからだ。
「え、うそ…」
吉鷹はまだ信じられなかった。テレポートなんて、現代科学でもまだ見当すらたっていないというのに。
なのにこのソラと名乗る少女は意図もたやすくやり遂げてしまったのだ。
「どうですか? これでも信じませんか?」
ソラは少し笑みを浮かべ、確信に満ちた顔で吉鷹に問いた。
「ご、ご自由に」
と、そんなこんなで吉鷹の孤独な学園ライフに、小さな変化が現れた。
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