第5章

22/30
前へ
/376ページ
次へ
アーサー「ほう、堕天使とはスゴいな」 レン「流石は兄貴っすね~」 愛香「あ、あれ?」 ムクロ「どうしたんだ?」 愛香「一般的に、堕天使って嫌われてるようなイメージがあるんですけど……」 ムクロ「あれ?神様から知識をもらってないの?」 愛香「魔法に関する知識は貰ったんですけど……」 ラクウェルに関する知識は貰ってないのか ムクロ「こっちでは堕天使ってのは“墜ちた”天使じゃなくて、堕天使っていう天使とは別の種族として認知されてるんだよ ま、数は天使に比べたら少ないんだけどな」 噂によると一部の貴族や天使、神が堕天使を差別してるらしい 愛香が差別されたらそいつらを滅ぼすけどな 愛香「なら良かったです」 ムクロ「ん?どうしてだ?」 愛香「私のせいでムクロ君が差別されることが無くなりましたから」 ……やべ、惚れ直しそう 愛香を抱き寄せて、右手で頭を撫でる 愛香「む、ムクロ君!?」 ムクロ「嫌か?」 愛香の髪をいじりながら言う サラサラしてて気持ちいいな 愛香「い……、嫌じゃ無いです……」 顔を真っ赤にしちゃって可愛いなぁ ムクロ「ん、素直でよろしい」 ・
/376ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9438人が本棚に入れています
本棚に追加