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アーサー「ほう、堕天使とはスゴいな」
レン「流石は兄貴っすね~」
愛香「あ、あれ?」
ムクロ「どうしたんだ?」
愛香「一般的に、堕天使って嫌われてるようなイメージがあるんですけど……」
ムクロ「あれ?神様から知識をもらってないの?」
愛香「魔法に関する知識は貰ったんですけど……」
ラクウェルに関する知識は貰ってないのか
ムクロ「こっちでは堕天使ってのは“墜ちた”天使じゃなくて、堕天使っていう天使とは別の種族として認知されてるんだよ
ま、数は天使に比べたら少ないんだけどな」
噂によると一部の貴族や天使、神が堕天使を差別してるらしい
愛香が差別されたらそいつらを滅ぼすけどな
愛香「なら良かったです」
ムクロ「ん?どうしてだ?」
愛香「私のせいでムクロ君が差別されることが無くなりましたから」
……やべ、惚れ直しそう
愛香を抱き寄せて、右手で頭を撫でる
愛香「む、ムクロ君!?」
ムクロ「嫌か?」
愛香の髪をいじりながら言う
サラサラしてて気持ちいいな
愛香「い……、嫌じゃ無いです……」
顔を真っ赤にしちゃって可愛いなぁ
ムクロ「ん、素直でよろしい」
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