第5章

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ドォォォォォォン 突然爆発音が響いた アーサー「何だ!?」 音のした方向を見てみると、砂煙の中に影が見えた ムクロ「あれはキメラだな」 誰かが禁忌召喚したんだな アーサー「キメラだって!?」 レン「逃げないとやばくないっすか!?」 流石にこんな時まで伸びた喋り方はしないか ムクロ「2人はさっさと逃げたら?」 レン「兄貴はどうするつもりっすか?」 ムクロ「いやー、俺ってほら、ランクがB1じゃん キメラ退治手伝おうと思ってさ」 アーサー「で、本音は?」 ムクロ「キメラの死体が欲しい」 アーサー「はぁ!?………あぁ、そういえばムクロは死霊使いだったな…」 普通に人の死体を操るよりも、魔物の死体を操った方が強いんだよな まぁ、人の死体を操る方にもメリットがあるけどな レン「兄貴が人の為に働くと思った自分が恥ずかしいっす」 そうだよな、俺は基本自分の利益にならないようなことはしないからな ムクロ「で、愛香に質問なんだけど」 愛香「なんですか?」 ムクロ「俺は今からキメラと戦うつもりだ 俺と一緒に戦ってくれるか?」 愛香「何を言ってるんですか? もちろん一緒に戦いますよ」 そうこなくっちゃな ・
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