序章

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神様「君と染島愛香の運命は驚くぐらいに密接な関係にあるんだ それこそ君が死んだら彼女も死ぬくらいに」 灰「それって……染島が死ぬってことか?」 神様「それはこちらとしても避けたいことだ 彼女は恐らく自殺するだろう だから君に止めてもらいたい」 それは俺としても止めたいが…… 灰「どうやって止めるんだ?俺は死んでるんだぞ」 神様「それなら問題ない 少しの間だけ君を実体化させる それで染島愛香を死なないようにしてほしい」 灰「わかった」 神様「よし、それじゃあ行こうか」 神様が指を鳴らすと景色が変わり、宗の家の前に出た あいつの家は葬式の会場になっていて、沢山の人が来ていた 灰「なんでここに来たんだ?」 神様「風崎宗の死に顔見たいんでしょ?見てきなよ 今、君は幽霊だからばれないよ」 灰「……すぐに戻る」 ・
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