序章

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宗の死に顔は実に穏やかなものだった 死体にはキズが1つもなく、眠っていると言われても誰も疑わないだろう よくもまぁ、俺を殺しておいてこんな顔できるよな 灰「そういえば、俺の死体はどうなったんだ?」 神様「トラックのタイヤに巻き込まれてミンチになってる」 ……ひどい死に方だな 神様「葬式は開かれたけど誰も来てなかったよ。染島愛香以外はね」 やべぇ、マジ泣きそう 灰「俺って本当に染島に好かれてたんだな」 神様「まぁね、勉強ができたのに君の就職先に就職する予定だったからね」 愛されすぎて逆に怖いな 神様「さて、そろそろ行かないと間に合わなくなるから行こうか」 ・
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