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私は送り主が謙虚な人なんだろうな、と勝手な妄想を膨らませていた。

年齢とか、趣味とか聞きたいけどそれは会った時にしよう。

カランとロックアイスがグラスの中で崩れる音が手元で響く。

約束は翌日
ルームシェアの最寄り駅にあるカフェ。

仕事の帰りに途中下車して約束の時間の20分前に着いたので、カフェオレを頼み待っていた。

「天野恵さんかぁ
どんな人だろ」

わくわくとどきどきが混ざり合う心臓がそわそわとしている。

カフェを見渡したけどそれらしき女性は見つからなくて私はノートパソコンをバックから取り出した。

カフェオレが半分程減りノートパソコンでメールチェックをしていると

「本庄あやめさんですか？」

と声をかけられた。