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とくとくと
ケイの鼓動が聞こえる。
こんな風に対応されると
勘違いしそうになる。
ケイが私を受け止めてくれるのは子供が甘えてくるのを汲んでくれる母親みたいな愛情であって、恋愛感情ではない。
それは
重々解っている
解っているのに
心の何処かで期待をしてしまう自分がいる。
都合の良い頭の回線を
無理矢理にでも
切ってしまいたい。
人間の感情なんて
面倒で
愚かで
自分本意過ぎる。
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