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自分の手持ちのアクセサリーや使えそうな髪飾りを持ちケイにくっついて撮影場所に向かう。
フロアは広々していてメイクをする場所には鏡の前に椅子が何個も並んでいて、セパレーションで簡易の試着室が作られていた。
そこに畳が4畳が横並びになっている。
「ケイくんごめんね
迷惑かけちゃって」
スタイリストの女性が浴衣がずらっと並んだラックから作業の手を休め此方へ駆け寄ってきた。
「着付け担当が今朝手を捻っちゃって、力が入らないのよ」
「いえ、代役すぐ見つかったので
友達の本庄あやめさんです」
ケイが私を紹介する。
「宜しくお願いします」
ペコリと頭を下げると
「富田です
今日は本当にありがとう
宜しくお願いします」
富田さんは私より深く頭を下げた。
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