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「男女間の恋愛が
有る派か無い派かって良く論じられるじゃん
だったらケイは男友達っているの？」
缶のプルタブをカツンカツンと人差し指で弾きながらケイは少し考えていた。
「………男女間の場合は
双方が一応恋愛対象だから論じられる訳で
自分の場合は状況が違うよ」
ソファから立ち上がり飲み終えた缶をキッチンへと持って行く。
「そっかぁ」
言われてみれば確かにね。
「まぁ
でもいるよ？友達なら」
「えぇ？！」
衝撃的な発言。
「誰？どんな人？」
キッチンのシンクで洗った缶を片付けているケイに詰め寄った。
「……………あぁ
見た目だけならあやめの好みかも」
「見た目だけ？」
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