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「あ、返信」
メールをチェックしたら
返事が来ていた。
『お問い合わせありがとうございます
恋愛優等生というか
恋愛潔癖症じゃなければ大丈夫です
御検討の程宜しくお願いします』
「恋愛潔癖症…………？
普通じゃない恋でもしてるのかな」
口出しされたくないってこと？
私はもう一度問い合わせメールをしてみた。
『型にハマった恋愛しかしない人はNGって事でしょうか？
オーナー様の恋愛感に口出しは致しません
多分恋愛潔癖症ではないと思います
即日入居希望しております』
取り敢えず、まだ空きはある感じ？
「どうか、OKが出ますように！」
パソコンの送信しましたという文字に手を合わせて神頼み。
お風呂に入って梅酒をグラスに注ぐ。
肩につかない長さの髪をタオルドライしながらメールチェック。
「あ、メールだ」
カチリ
『分かりました、
では一度お会いしてみましょう。
部屋の写真も持っていきます。
生活を共に出来るか考えてみて下さい』
「考えてみて下さいって
選ぶ権利はそっちじゃないの？」
また独り言を言ってしまった…………。
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