第二章 健太郎

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一斉にみンなが襖の方に目を向ける。 向こう側の部屋も満員で,一番大きなテーブルにゎ男女6人ぐらいがいて,どぅやらその中で一番小柄な男が襖を開けたみたいだった。 皆,何事もなかったかのょーに他愛もない話を続けだす。 コース料理の最後の鍋物が出てきて,あたしも箸をつついた。 お酒に強くないあたしゎ結構イィ気分になっていた。 向こう側から話しかけてきたのかよく覚えていないが,気付くと6人グループの中の1番小柄なヤツと1番背の高くてハットを被ってる男の人と話していた。 酔っぱらいのあたしゎ何故かハットを脱がせょーとしていた。 彼ゎそれを,ボゥズだからって必死に抑えてた。 よく顔を見てみたらさっきトィレですれ違ったお兄さンだった。 さっきゎヨューで被ってなかったのに(笑) 酔っ払い同士楽しくなってメアドを交換した。 一生懸命,あたしに自分の名を覚えてもらおうと何度も 『健太郎😃✌』 と言っていた。
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