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委員長さんとは仕事友達。
そもそもあまり大きくない本屋なので2人しか働いていない。
この本屋は委員長さんの親が経営してるらしいが委員長さんに任せっきりになってる。
で委員長さん1人だと危ないので俺がバイトで働いてるわけ。
「あーそういや。」
会話が無いとあれなので、昨日の話でもしてみる。
「俺、バンド辞めたんで暫くバイトずっと来れますよ。」
「あ、辞めたんだ。私、君の歌好きだったのに。」
「ありがとうございます。でも、俺もいつまでたっても子供のままじゃ駄目だと思ってる訳ですよ。大人になって現実みなきゃいけませんしね。」
昨日言われたことを自分なりに言ってみた。
「そうですか…」
委員長さんはどこか寂しそうにしていた。
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