終りからの始まり

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『昨晩未明、×△県〇〇高校で爆発が起こりました。原因は不明。何故か学生数十名が犠牲になったようです。』 朝、テレビをつけるとそんなニュースがやっていた。 『ふーん…夜なのに犠牲者ねぇ…まっ、僕には関係ないけどね』 遠い所で誰が死のうが僕の心は痛まない。 見知らぬ誰かが死んでも僕が生きるのには全く影響ないからね…。 そんな事を考えながら 少年は朝食のトーストにかじりついた。 彼の名前は【大野 翔太】 近所の進学校に通う高校生だ。
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