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あの頃 私ゎ高3だった。
その年の祭りの試験曳きの日 私ゎあの人(ケイイチ)に出逢った。
その日試験曳きが終わった後 友達がそこに
知ってる子がいてるカラ見に行こう
と言うので数人で見に行っていた。
だんじり小屋の前で飲んで騒ぐ青年団たち…
私たちゎ離れた所にいたが呼ばれて中に紛れた。
その中に たった①人 私の目に付く…
決して男前な訳でも背が高い訳でもない。
だけどなぜか気になる。
一言二言話す事ができた。
ョカッタ♪嬉しい♪
だけど私ゎ見てしまった。
左手の薬指に光る指輪…
聞いてみた。
「結婚してん??」
「してるョ うまい事いってないケドナ! 離婚しぃたいナと思ってんねん!(笑)」
だけど私ゎその時諦めた。
そして祭りがやってきて私たちも髪をキレイに結い上げ ハッピ姿にはちまき…。
テンションゎ最高潮!!
私たちゎ地町に散らばりそれぞれだんじりを曳いた。
そして夜 灯入れ曳行。
またみんなでケイイチのいる町に行った。
だんじりにゎちょうちんのあかりが灯り 独特な雰囲気に包まれている。
そんな中私ゎケイイチの姿を見つけた。
初めて逢った時と同じ
ケイイチのハッピ姿…
カッコ良かった。
その日も一言二言…
なんら変わりゎなく祭りゎ終わって行った。
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