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「だから言ったでしょ?貴方は死んだの」
翔太が目にしてる映像は自分自身の葬式、自分の家族、クラスメイト、叶先生まで居て皆泣いていてとても、ドッキリには見れない。
「じゃあ本当に俺は死んだのか……?」
「えぇそうよ、貴方は時妙を迎えたの」
突然の宣告に翔太は動揺を隠せなかった17歳での時妙、冷静に成れる訳が無い、しかしこの時この場に居る理由がわかった時だった、そんな翔太に追い討ちを掛けるかの様に言葉を発する少女。
「貴方は運が良いわね」
「それは、どうゆう事だ!?」
「確かに時妙はきたわ、けれど貴方は選択ドクロに選ばれたの」
「選択ドクロ?俺はそんなの知らないぞ!」
「貴方これを見た事ない?」
少女が持つ物、それは間違いないなく翔太があの時、手にしていたドクロだった。ドクロは不気味な笑いをしてはなく、少女の右手に握られている。
「選択ドクロが選らんだ人間はここ、選択の門にくるのよ、貴方所で名前は?」
「桑原 翔太だけど…」
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